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仁科(ニシナ)クレータ 1
Updated : 2009.02.27
Observation date : 2008.03.08
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上図は2008年3月8日に「かぐや」の地形カメラがとらえた「仁科(ニシナ)クレータ」(44.6S 170.4W、直径65km)です。2008年には4人の日本人科学者がノーベル賞を受賞しましたが、このクレータ名の由来となった仁科博士は日本の現代物理学の父と呼ばれ、日本人がノーベル賞を受賞するようになる礎を築いた人物です。

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仁科芳雄(にしなよしお)(1890-1951)

仁科芳雄は、岡山県出身の物理学者です。幼少の頃から秀才の誉れが高く、岡山の第六高等学校を卒業後、東京帝国大学の工科大学電気工学科に進み、首席で卒業しました。卒業後は大学院に進学するとともに、理化学研究所の研究生となりました。1921年から7年半の間、ヨーロッパに留学し、ケンブリッジ大学、ゲッチンゲン大学、コペンハーゲン大学で学びました。コペンハーゲン大学では、量子論の創始者であるニールス・ボーアの研究生となり、クライン・仁科の公式を導き、物理学の歴史に名を残しています。

帰国後は、理化学研究所において仁科研究室を主宰し、我が国における新しい物理研究の拠点の確立に努め、湯川秀樹、朝永振一郎といった後のノーベル賞受賞者を育てました。1946年に戦後初の文化勲章を受章しています。

仁科先生について、というコメントを2008年ノーベル物理学賞受賞の益川敏英先生から頂きました。

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当該のデータ処理は、LISM/TC 機器チームが実施しました。

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